西区図書館では、令和4年10月27日(木)に講演会「語って幸せ、聞いて幸せ。-心たのしいおはなしの時間を、今も、これからも。」、28日(金)に「大人のためのストーリーテリング」を開催しました。
講座の様子
27日(木)は東京都葛飾区から池添トモ子さんを講師にお迎えしました。池添さんはおはなしボランティアを学校などで行い、東京子ども図書館の「お話の講習会」講師としても活躍されています。
ご講演では、1月に亡くなられた東京子ども図書館の名誉理事長・松岡享子さんとの思い出や、コロナ禍における学校などでの語りとその環境の中での子どもたちとのやり取りなどについてお話しいただきました。「ねずみのすもう」をご出身の鹿児島弁で語られ、聞いて育った言葉は自然に体から出てくるのでお話と語り手が近くなるということを教えていただきました。
参加者からは、「池添さんの人生そのもののお話しの世界を見せていただきました」「先生の声で語られるお話が心地よかったです」「方言の素晴らしさにはっとしました」などの感想が寄せられました。
28日(金)はひろしまストーリーテリングの会員と池添トモ子さんが、全7話のストーリーテリングと手あそびを実演されました。
参加者からは、「実際にストーリーテリングを体験できてとても楽しかったです」「絵本の読み聞かせとは違った楽しさがありました」「充実した時間でした」などの感想が寄せられました。ストーリーテリングの魅力をたっぷり味わった2日間でした。

講座関連資料と語ったお話
- 『子どもと本』松岡 享子/著 岩波書店 2015年
- 『えほんのせかいこどものせかい』松岡 享子/著 文藝春秋 2017年
- 『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』松岡 享子/原案・文 降矢 なな/文・絵 福音館書店 2022年
- 「婦人之友 2022年11月号」松岡恵実さんと鎌田實さんの対談「追悼・松岡享子さん 最後までほほえみを」婦人之友社
- 『耳は何のためにあるか』山田 宗睦/〔ほか〕著 風人社 1989年
- 『お話とは』(レクチャーブックス・お話入門1)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2009年
- 『選ぶこと』(レクチャーブックス・お話入門2)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2018年
- 『おぼえること』(レクチャーブックス・お話入門3)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2018年
- 『よい語り』(レクチャーブックス・お話入門4)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2008年
- 『お話の実際』(レクチャーブックス・お話入門5)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2008年
- 『語る人の質問にこたえて』(レクチャーブックス・お話入門6)松岡 享子/訳 東京子ども図書館 2011年
- 『センスオブワンダー』レイチェル・カーソン/〔著〕 上遠 恵子/訳 新潮社 2021年
- 『翼あるうた』新川 和江/編 童心社 1971年
- 「おいしいおかゆ」(『エパミナンダス』愛蔵版おはなしのろうそく1)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 1997年
- 「ねずみのすもう」(『ホットケーキ』愛蔵版おはなしのろうそく9)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 2009年
- 「だんなも、だんなも、大だんなさま」(『イギリスとアイルランドの昔話』)石井 桃子/編・訳 J・D・バトン/画 福音館書店 1981年
- 「三枚のお札」(『子どもに語る日本の昔話2』)稲田 和子/著 筒井 悦子/著 こぐま社 1995年
- 『ねむりひめ』グリム兄弟/原作 フェリクス・ホフマン/え せた ていじ/やく 福音館書店 1963年
- 「火の鳥と王女ワシリーサ」(『子どもに語るロシアの昔話』)伊東 一郎/訳・再話 茨木 啓子/再話 こぐま社 2007年
- <手あそび>一わのにわとり
- 「いぬとにわとり」石井 桃子/作(『おはなしのろうそく31』)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 2016年
- 「月を射る」君島 久子/訳(『おはなしのろうそく27』)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 2008年
- 「鳥になった妹」茂一 久美子/再話(『おはなしのろうそく21』)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 1996年
- 「まのいいりょうし」茂一 久美子/再話(『おはなしのろうそく21』)東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 1996年