浅野氏入城400年記念事業平成29年度歴史講座「江戸時代の広島~浅野家と広島藩~」第3回「広島藩の武術」が9月2日(土)に開催されました。
その概要を簡単にご紹介します。
第3回「広島藩の武術」
講師:貫汪館館長(日本古武道振興会常任理事、日本武道学会中四国支部会理事) 森本 邦生さん
江戸時代の広島藩の武術については、原爆等によってほとんどの資料が失われている状況で、各藩主の武芸振興策等についてもつまびらかではないことが多い。全般的にみると藩の武術稽古場も長期間設置されておらず、藩が武芸の振興に力を入れたというより、各武術のそれぞれの流派の師範の努力によって広島藩の武芸は維持されていたと思える。わずかながら残っている資料から広島藩で行われた剣術、槍術、柔術等の各流派について簡単な説明と武術史を知るための書籍を紹介する。
広島藩の武術史を知るための書籍 ※広島市立図書館に所蔵がないものを含みます。