定員に達しましたので、申込受付を終了しました。
県立広島大学との連携公開講座として、2回にわたり、文学講座を行います。
【第1回】 曹植の悲願 -その晩年の作品を読み解く-
三国魏の曹植は、その晩年に当たる三十代後半、甥の曹叡が明帝として即位してから、にわかに王朝運営に関わりたいとの意欲を表明するようになります。この変化はなぜ生じたのでしょうか。彼の楽府詩(歌謡曲の歌詞)を読み解きながら、この謎に分け入ります。
【第2回】 カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』を読む
2017年にノーベル文学賞を受賞したイシグロは、作品ごとに新たなジャンルに挑戦してきた作家です。『忘れられた巨人』(2015年) は、アーサー王伝説を基に構築された歴史ファンタジーです。ブリトン人の老夫婦が息子の住む村に向かって旅をし、その過程で過去の記憶がよみがえってきます。現代社会の問題を見つめながら,象徴的な作品を書きたいと語るイシグロが、このファンタジーにこめた想いはどのようなものなのか考察します。
※この講座は、高齢者いきいき活動ポイント事業の対象事業です。
こちらからチラシをご覧いただけます[PDF:196KB]
回 | 日時 | テーマ | 講師 | |
第1回 | 令和3年10月27日(水) | 10:00~11:30 | 曹植の悲願 -その晩年の作品を読み解く- | 柳川 順子 氏 (県立広島大学 地域創成学部地域創成学科地域文化コース 教授) |
第2回 | 令和3年11月12日(金) | 10:00~11:30 | カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』を読む | 天野 みゆき 氏 (県立広島大学 地域創成学部地域創成学科地域文化コース 教授) |
南区民文化センター 3階 大会議室A
各回20名(要申込・先着順)
高校生相当年齢以上
定員に達しましたので、申込受付を終了しました。
10月1日(金) 9:00から受付開始
南区図書館へ来館、電話、FAX(チラシ2枚目の申込書をご利用ください)のいずれかでお申し込みください。
無料
広島市立南区図書館、県立広島大学地域連携センター
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